ロシア各地で9日、旧ソ連の第2次大戦での対ドイツ戦勝を祝う毎年恒例の軍事パレードが開かれた。首都モスクワの「赤の広場」ではトルコが導入予定の最新鋭地対空ミサイルシステムS400などが披露され、約1万3000人の兵士が行進した。プーチン政権は軍備増強を内外に誇示し、国民の愛国心に訴えて支持つなぎとめを図る。

プーチン大統領はモスクワで演説し、「ロシアは最高レベルの防衛力を確保する」と軍事力を強調した。「全ての国に平等な安全保障秩序の構築を求める」とも語り、米国を念頭に安保協議を呼びかけた。式典にはカザフスタンのナザルバエフ前大統領が出席した。

パレードはサンクトペテルブルクや極東ウラジオストクなど約30都市で開かれた。国防省によると全国で1500以上の戦車などを公開した。ウクライナ東部で親ロ派武装勢力が実効支配するドネツクでも戦車が行進し、国営テレビが中継した。北方領土では島民が戦没者らの写真を掲げて行進した。

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